*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここではドル円を中心に前日の振り返りをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それが想定通りいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。それでははじめていきましょう。
前日の振返り
【関税】
米セクター別関税を各国が警戒、トランプ政権との交渉で合意の障害に
・トランプ政権、半導体や医薬品などセクター別関税を発動の見通し
・「合意直後に別の関税を発動されるような状況は誰も望んでいない」
トランプ米政権と各国・地域の関税交渉が難航している。日本、インド、欧州連合(EU)を含む交渉相手が、半導体、医薬品、鉄鋼などセクター別関税の影響が不透明なままでは合意できないとの立場を取っているためだ。
>>7月9日に関税発行
日本は自動車関税が争点
日本は上乗せ関税から自動車や鉄鋼向けのセクター関税まで、すべての米国の関税措置を一括で解決したい意向だ。しかし、25%の自動車および部品への関税が交渉の大きな争点となっている。米政府が自動車関税に焦点を置くのは、対日貿易赤字の大半を占めるためだ。一方、日本は自動車産業を経済の柱と位置づけている。自動車は国内総生産(GDP)の約10%を占めるほか、労働人口の約8.3%に相当するなど、雇用の裾野も大きい。
赤沢再生相がワシントン入り、7回目の日米閣僚協議へ-関税巡り
【日本市況】日経平均が600円超高、AI需要で半導体買い-円は上昇
トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)議長の早期指名を検討するとの一部報道をきっかけに為替市場では円高が進み、円は1ドル=144円台前半に上昇
【米国市況】S&P500種、最高値圏に上昇-円は買われ一時143円台
FOMCメンバー、多くが7月利下げに慎重な姿勢-物価動向見極めへ
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事とボウマン副議長は、インフレ抑制が保たれた場合、早ければ7月29-30日のFOMC会合での利下げにオープンになり得る姿勢を見せ、注目を集めた。
しかしその後、パウエルFRB議長をはじめ、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁やサンフランシスコ連銀のデーリー総裁など、多くの政策当局者はこうした見方に冷や水を浴びせている。
米GDPは下方修正、サービス支出がコロナ禍初期以来の低調
・1-3月の米GDP、0.5%減少と予想下回るー改定値は0.2%減
・個人消費は0.5%増に下方修正、サービスでは特に娯楽が足引っ張る

ドル円の15分足チャート
東京時間は、24日のFOMCメンバーの利下げ容認発言からドル安となる。25日のFOMCメンバーは慎重姿勢であった。

前日の値動きは、東京時間にドル円下落でその後レンジ。スキャル・ディトレーダーには切替が難しかったでしょう。
今日の動き

ドル円の日足チャート
ドル円は、上下の水平線の中央付近のレンジにいます。値動きをしっかり見ていきましょう。今夜21:30に米国の5月個人消費支出(PCEデフレーター)が発表されます。FOMCでの参考データとなる指標ですので注目です。
まとめ
中東リスクが遠のいて注目は、次回7月末のFOMCでの利下げ(するのか?)と関税になります。関税は停止措置が7月9日までとなり、各国の交渉も大詰です。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
投稿スケジュール
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記:しまてつ
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