*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここではドル円を中心に前日の振り返りをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それが想定通りいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。それでははじめていきましょう。
前日の振返り
【中東リスク】トランプ氏、中東紛争から距離置く方針を急転換-関与長期化の懸念も
・イラン核施設3カ所攻撃、中東の戦争に巻き込まれない方針から一変
・イランがどう反応するか、米国の関与が長期化するかが今後の焦点
・中国、米国のイラン攻撃に対する非難を強める
・中国はイラン石油輸出の約9割を購入-米国の制裁措置を無視
中国共産党系の新聞、環球時報は23日、批判をさらに強めた。米国の「バンカーバスター(地中貫通爆弾、MOP)」使用が「イラン・イスラエル間の紛争を制御不能な状態に近づける」と伝えた。
トランプ米大統領は、米軍がイランの主要な核施設3カ所を攻撃したと発表し、イランが降伏しなければさらなる攻撃を行うと警告した。トランプ氏は長年にわたり新たな戦争を避けると公言してきたが、米国をイスラエルとイランの紛争に直接介入させた。
ルビオ米国務長官は、ホルムズ海峡を封鎖しないようイランを説得するよう中国に呼びかけた。
この海峡はペルシャ湾の入り口にあり、世界の原油の約2割がここを通過。ホルムズ海峡経由の原油に最も依存している国が中国で、同海峡を通る原油の3割強が中国向けだ。
【日本市況】円安加速、米イラン攻撃で有事のドル買い-株式下げ縮小
【原油】原油先物が上げ幅縮小、米による核施設攻撃へのイランの反応待ちに
ニューヨーク時間
【中東リスク】イラン、カタールの米軍基地を攻撃-報復限定的との見方で原油下落
イランは米国による核施設3カ所への空爆に対する報復として、カタールの米軍基地に向けてミサイルを発射した。カタール政府は、中東最大の米空軍拠点であるアルウデイド基地へのミサイル攻撃が迎撃され、死傷者は出ていないと発表。
>>ホルムズ海峡封鎖の可能性は遠き、原油下落
【米国】経済指標
6月米製造業PMIは変わらず、インフレ加速-生産者が価格転嫁
米中古住宅販売、引き続き軟調-5月としては2009年以来の低水準

ドル円の15分足チャート
中東リスクの緊張が上昇して日本時間の深夜には緩和、ほほ全戻し。各国PMIが発表されるも今日はほぼ値動きに反映されず。

値動きは、久しぶりのボラティリティ。
【雑談】デイトレーダーの私は、日本時間は上昇の波に乗っていました。20時頃の反転にうまく対応できず結局損でした。
今日の動き

ドル円の日足チャート
中東リスクは後退して、レンジに戻りました。主要な経済指標もなくレンジが続きそうです。
まとめ
中東リスクは後退して、再びレンジ相場となりそうです。ベイリー英中銀(BOE)総裁やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言がありますので注目しましょう。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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