*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここではドル円を中心に振り返りをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それが想定通りいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。それでははじめていきましょう。
今週の値動き

上図は今週の値動き表です。ボラティリティがは結構あったようです。スキャルパーはチャンスが多かったようです。値動きの根拠が読みづらく、デイトレやスイングではエントリーしにくかったと感じます。

上図はドル円の4時間足チャート
6月2日 米指標 23:00 5月ISM製造業景況指数 前回 48.7 予想 49.3 結果 48.5
>>予想付近で小動き
6月3日 16:50 植田和男日銀総裁、発言 「政策正常化路線を堅持する」
>>円利上げ観測後退でドル円上昇
米指標 23:00 4月の米求人件数(JOLTS)は予想外に増加でドル円上昇要因
6月4日 米指標 21:15 5月ADP雇用統計(前月比) 前回 5.0万人 予想 11.2万人 結果 3.7万人
米指標 23:00 5月ISM非製造(サービス等)業景況指数 前回 51.6 予想 52.0 結果 49.9
>>前日のJOLTSの好結果に対してADPが予想大きく下であったこと、ISM非製造業が予想下かつ節目の50割れであったことからドル円は大きく下落。
6月5日 欧州指標 21:15 欧州中央銀行(ECB)政策金利 前回 2.40% 予想 2.15% 結果 2.15%
>>予想通り
米指標 21:30 前週分新規失業保険申請件数は予想外に増加でドル円下降要因
>>その後、トランプ米大統領と中国の習主席がさらなる貿易協議を実施することで合意したことやトランプ氏とマスク氏の関係悪化が報じられ、相場は上下した。
6月6日 米指標 21:15 5月5月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回 14.7万人 予想 13.0万人 結果 3.9万人
>>関税があっても雇用は守らてれいると判断され、ドル円は上昇
週明にむけて

上図はドル円の日足チャート
テクニカルでは、142.1から146.3のレンジの気配。オレンジの下降チャンネルはトランプ関税がこのままだとオレンジの範囲で推移と予想。1か月以内の値動きに注目すると水色の三角範囲と予想される。
・アメリカの経済は底堅い
・関税のゆきえは不透明
上記の2点を考慮して週明けに臨みたい。
次週の主な予定
6月9日 【関税】米中通商交渉
【日本】1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値))
6月11日 【米】5月消費者物価指数(CPI) *特に注目
6月12日 【米】5月卸売物価指数(PPI)・前週分新規失業保険申請件数
6月13日 【米】6月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
まとめ
週明けの注目は、米中の通商交渉(関税)と米PPIです。事前の情報もしっかり見ていきたいですね。
トランプ関税については、日米の交渉も気になるところです。注意して見ていきたいです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
記:しまてつ
トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル、ポンド円
CFD:金スポット、原油
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
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