【朝刊】2026年1月15日【FX初心者】米PPIは上昇、ドル円は円買いで下落。衆議院は解散へ

投資

 高市首相は衆議院の解散について与党幹部に意向を伝えました。ドル円は6営業日ぶりの下落となっています。

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

11/12 米政府閉鎖終了
12/10 米FOMC -0.25%利下げ 3.50-3.75%
12/19 日銀 +0.25%利上げ 0.75%
1/9 米 12月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 5.0万人 失業率 4.4%
1/13 米 12月CPIコア 2.6%  

FedWatch 1月 0.25利下げ 5.0% (前日 2.8%) 
      次回利下げ 6月
      最終目標 2.75-3.00%

*米雇用統計の結果で利下げ観測後退

ファンダメンタルズ

朝のニュース

【今朝の5本】
異例のけん制
ベッセント米財務長官は韓国ウォンの最近の下げは行き過ぎだとの考えを示した。ウォンが2009年以来の安値に向かって下落する中、口先による異例の通貨支援となった。韓国の具潤哲企画財政相と12日に会談し、韓国市場の動向について意見を交わしたとXへの投稿で明らかにした。
解散に向け
高市早苗首相は23日召集の通常国会の早期に衆院を解散する意向を与党幹部に伝えた。公示日や投開票日などの日程を含め、詳細は19日に首相が説明する。自民党の鈴木俊一幹事長や連立を組む日本維新の会の吉村洋文代表が14日夕、高市首相との会談後に記者団に話した。一方、立憲民主党と公明党が新党結成を視野に調整に入ったと、複数のメディアが報じた。
FRBの独立性巡り
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、2月に予定されている次回の議会証言を見送る可能性がある。共和党の有力議員が明らかにした。FRBに対して司法省から召喚状が出されたことが理由だという。シカゴ連銀のグールズビー総裁は、低く安定した物価を実現するためには中央銀行の独立性が不可欠だとして、その重要性を強調。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、トランプ大統領が過去1年間にFRBに圧力をかけてきたのは金利が原因だと述べた。
景気判断と利下げ
米国では昨年11月半ば以降、大半の地域で経済活動が「わずか、ないし緩慢なペース」で拡大した。FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で指摘した。「過半数の地区でほぼ変化がなかったとした、直近3回の報告サイクルからの改善を示している」とベージュブックは記した。マイランFRB理事はトランプ政権の規制緩和が利下げを継続する追加的な理由を与えていると語った。フィラデルフィア連銀のポールソン総裁は、最近のインフレ指標が慎重ながらも楽観的な自身の見方を裏付けたとして、年内に追加利下げを行う余地があるとの見解をあらためて示した。
米経済指標
昨年11月の米小売売上高は前月比0.6%増と、市場予想(0.5%増)を上回り、7月以来の大きな伸び。自動車販売の持ち直しや、ホリデーシーズンの堅調な消費が支えた。11月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇と、前月(0.1%上昇)に比べてわずかにペースが加速した。エネルギー価格の急上昇が影響した。12月の中古住宅販売件数は前月比5.1%増の435万戸と、エコノミスト予想の全てを上回り、2023年2月以来の高水準となった。

【日本市況】 高市トレードで株最高値、円159円前半-5年金利過去最高
 14日の日本市場は、23日に召集予定の通常国会冒頭で衆議院が解散となる可能性が高まり、株高、円安、債券安(金利上昇)の高市トレードが続いた。日経平均株価は大幅高で初の5万4000円台に乗せた。円は対ドルで159円台前半と2024年7月以来の円安水準で推移。新発5年国債利回りは過去最高を更新し、5年債入札も弱めの結果に終わった。

片山財務相、急激な円安「極めて遺憾で憂慮」-あらゆる手段排除せず

【欧州市況】英10年債利回り、1年超ぶり低水準-株は最高値更新
 14日の欧州債券市場は、英国債入札に対する堅調な需要を背景に、英10年債利回りが1年超ぶりの低水準に下落した。市場は15日に発表される英国の11月GDP統計に注目している。
 市場がイラン情勢の展開に注目する中、欧州株は再び市場最高値を更新した。鉱業株と化学株が上昇した。ストックス欧州600種指数は0.2%上昇し、取引を終えた。金属価格の上昇が鉱業株を押し上げた一方、メディアとテクノロジー部門は出遅れた。

イラン情勢トランプ氏、イランでの殺害は停止したとの報告受けた
 トランプ米大統領は、イランが反政府デモ参加者の殺害を停止すると報告を受けたと述べ、同国での弾圧に対する軍事的対応を警告していたが、見送る可能性を示唆した。

米国市況

【米国市況】 円一時158円台前半、日米当局者が発言-ハイテク株下落

株式 
 米株式相場は続落。割高感のあるテクノロジー株から資金を引き揚げ、景気動向に敏感な業種に移す動きが加速した。

債権
 米国債は上昇。株式相場の下落に加え、米国が対イラン軍事行動に踏み切る可能性に関連した逃避需要が高まった。関税を巡る最高裁判断が先送りされたことも相場を支えた。関税は米財政状況の改善に寄与してきた。

為替
 外国為替市場では円が対ドルで上昇。日本の政府当局者が相次いで投機的な動きをけん制したことに反応した。ベッセント米財務長官が韓国ウォンの下落は行き過ぎだと述べたのを受けて、ウォンが買われ、円も一時は上げ幅を拡大した。

原油
 ニューヨーク原油先物相場は通常取引終了後の時間外に下落、それまでの上昇分を失った。トランプ大統領はイランが反政府デモ参加者の殺害をやめるとの報告を受けたと述べ、軍事対応を見送る可能性を示唆した。

金(ゴールド)
 金属相場は年初からの上昇をさらに伸ばし、銀や銅、スズと共に過去最高値を更新した。
 中国で複数種の金属に大量の買いが入り相場上昇をあおっているほか、ベネズエラやイランなどの地政学的緊張、トランプ政権による米連邦準備制度理事会(FRB)への攻撃を背景に、安全資産を求める動きが続いている。
 銀は一時6.1%上昇し、初めて1オンス=92ドルを突破した。金も過去最高値を更新。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

米生産者物価(PPI)、予想上回るインフレ加速示す-エネルギーが急騰
米小売売上高は予想上回る伸び-自動車販売が回復、年末商戦堅調

14日
22:30 米 11月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) 前回 % 予想 2.7% 結果 3.0%
22:30 米 11月小売売上高(前月比) 前回 0.0%(-0.1) 予想 0.5% 結果 0.6%

本日の主要な経済指標

15日
16:00 英 11月月次国内総生産(GDP)(前月比) 前回 -0.1% 予想 0.1% 結果 %
22:30 米 前週分新規失業保険申請件数 前回 20.8万件 予想 21.5万件 結果
22:30 米 1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 前回 -10.2  予想 -1.0  結果
22:30 米 1月ニューヨーク連銀製造業景気指数 前回 -3.9 予想 1.0  結果

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、14日の通貨強弱。ニューヨーク時間に円買いとなりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。1/14 6:00のレートは158.50。次の上のラインは160.21。1/ 5以来の陰線。どうなるか見ていきます。下のラインの154.34。

 ドル円の週足。1月5日の週は陽線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となり、158円付近で上値を抑えられた状況です。

1月 トランプ大統領就任 
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

 13日終了時点でドル円は159円を突破。
米 新規失業保険申請件数 12月は11月より減少傾向 ややドル高要因
米 非農業部門雇用者数 12月は11月より減少、予想下 ややドル安要因
米 失業率 12月は11月より減少、予想下 ややドル高要因
日 衆議院解散報道。高市トレード加速の期待で 円安・日本株高
米 パウウェル議長が訴追の可能性 ドル安要因

 米労働環境はさほど悪くない印象。CPIの結果は横ばい。PPIは増加。日本では衆議院解散と選挙モードになります。ドル円は材料消化といったところでしょうか。月後半はレンジとなる可能性がありそうです。


シナリオ② 地政学リスク

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。(現在、夕刊は休稿)皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・朝刊 火曜から土曜 6:30頃、12:00頃までに追加情報更新
・夕刊 月曜から金曜 18:00頃 (現在休稿) 
・休稿 日曜、日本・欧米休場日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
*使用アプリ トレーディングビュー

タイトルとURLをコピーしました