【朝刊】2025年11月6日【FX初心者】東京時間で株価下落。ADP雇用統計は好結果

投資

6日の東京時間午前は、株が売られ、一時2000以上となるも午後には巻戻しとなった。ドル円も一時下げたがその後上昇、ニューヨーク時間には経済指標の好結果から154円まで上昇している。

  *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

 
ここまで

10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3% 
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人

FedWatch 12月 0.25利下げ 62.7% (前日 70.1%)
      最終目標 3.00-3.25%


ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米政治】
トランプ関税は合法か、最高裁判事の大半が懐疑的見解-口頭弁論
 トランプ大統領が課した包括的な対外関税の合法性をめぐり、米連邦最高裁判所で5日、口頭弁論が始まった。トランプ氏が主張する1977年制定の国際緊急経済権限法(IEEPA)の適用に複数の判事が疑問を呈し、同氏が柱とする経済政策が揺らぐ可能性が出ている。

米政府閉鎖、推計で週150億ドルの経済損失-民間企業にも影響広がる
 米政府機関の一部閉鎖は36日目に入り、史上最長となった。解決の兆しは依然見えず、経済的な損失が膨らみ続けている。

【米経済】
米国の中長期債発行額「向こう数四半期」維持-四半期定例入札
米消費者債務の延滞率上昇、5年ぶり高水準-学生ローンの未払い増加

【日本】  
最近の円相場、金利差で想定される水準からやや乖離-三村財務官

日経平均急落、テック下げ一時5万円割れ-債券上げ縮小
 5日の日本市場では株式が大幅続落。日経平均株価は下げ幅が一時2400円を超え、5万円の大台を割り込む場面があった。米国市場で株価の割高感が意識され、ハイテク株を中心に下げたことが投資家心理を悪化させた。リスク回避の動きから債券は買いが先行したが、10年債入札の弱い結果を受けて上げ幅を縮めた。

【欧州】 

米国指標

【米国市況】 株反発、半導体に押し目買い-国債増発観測で利回り上昇

株式
 5日の米株式相場は反発。下げても買いの好機とみなされ、半導体関連株を中心に買いが優勢になった。前日は人工知能(AI)ブームの恩恵を最も受けてきた銘柄を中心に、売りが出ていた。

債権
 米国債相場は下落(利回りは上昇)。米財務省が将来の入札規模拡大を示唆したことに加え、米経済の底堅さが示されて12月の利下げ観測が後退し、売りが優勢になった。

為替
 外国為替市場でブルームバーグのドル指数はわずかながら6日ぶりに下落。米サービス業活動や民間部門雇用者数が市場予想を上回り、米国債利回りを押し上げたにもかかわらず、ドルの上値は重かった。

原油
 ニューヨーク原油先物相場は続落。強弱まちまちな米在庫データと、根強く続く供給過剰見通しが意識された。
 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は重要な節目である1バレル=60ドルを割り込んだ。この水準を下回ると買い戻しが加速する傾向がある。相場は先週初め以降、およそ2ドル幅のレンジ相場となっている。
 米政府統計を受けて原油には下押し圧力がかかった。米エネルギー情報局の週間在庫統計によれば、10月31日までの1週間に原油在庫は520万バレル増加。増加幅は7月以来の大幅だったが、市場が注目する業界団体による予測よりは小幅にとどまった。この予測は市場でほぼ織り込まれていた。石油製品の在庫は全体的に減少。底堅い需要を示唆し、下押し圧力を和らげた。

金(ゴールド)
 金スポット相場は4営業日ぶりに上昇。米雇用市場の安定化を示唆する経済データを受け、米政策金利見通しが意識された。
 金投資は利息を生まないため、低金利環境下で魅力が増す。今年に入り金相場は大幅に上昇してきたが、ここ2週間は利益確定の売りに押され、上値の重い展開となっている。政策当局者が追加緩和に慎重な姿勢を示していることも、金相場の重しになっている。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

米民間雇用者数が4万2000人増、前月までの連続減から安定化示唆
米ISM非製造業指数、8カ月ぶり高水準-新規受注の急回復が追い風

5日
18:00 欧 10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)前回 52.6 予想 52.6 結果 53.0
18:30 英 10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)前回 51.1 予想 51.1 結果 52.3
22:15 米 10月ADP雇用統計(前月比)前回 -3.2万人 予想 2.8万人 結果 4.2万人
23:45 米 10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)前回 55.2 予想 55.2 結果 54.8
24:00 米 10月ISM非製造業景況指数(総合)前回 50.0 予想 50.8 結果 52.4

本日の主要な経済指標

6日
21:00 英 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 前回 4.00 予想 4.00 結果 4.00

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、5日の通貨強弱。NY時間に円安となりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。11/6 6:00のレートは154.01。153.26がレジスタンスになるか。その上は154.81で注目です。.下ラインは149.39となります。

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

5日(水)までの要因は
1、東京時間に株下落の後巻戻し
2、米国のADP雇用統計などの経済指標が好結果

 12月のFOMC利下げはやや後退し、ドル円は上昇傾向。日本の要人の口先介入が出始めている。ドル円154円以上では、口先介入や円高情報に注意したい。

 
シナリオ② 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦は遠い。
>>トランプ氏がロシア原油大手に制裁発動

2、ガザ和平合意
>>武装解除の具体的な動きは見られない。

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

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5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

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・夕刊 月から金 18:00頃 
・休  日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
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