【朝刊】2026年4月10日【FX初心者】ドル円は上昇。ホルムズ海峡はまだ解放されずも和平期待

投資

イスラエルのネタニヤフ首相は、レバノンと直接交渉することに合意しました。ホルムズ海峡は、米国とイランの停戦合意後も事実上の封鎖がなお続いています。一方停戦や和平がやや楽観しされ始めてきてるようです。

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

11/12 米政府閉鎖終了
1/23 日米 レートチェック
2/20 米 最高裁はトランプ関税は無効と判決
2/28 米イラン戦争 勃発
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%
4/3 米 3月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 17.8万人 失業率 4.3%
4/8 イラン戦争 2週間の停戦合意

FedWatch 4月 0.25利上げ 1.6% (前日 0.5%) 
      年内は維持
      最終目標 

ファンダメンタルズ

【今朝の5本】

直接交渉で合意
イスラエルのネタニヤフ首相は、レバノンと直接交渉することに合意したと明らかにした。ネタニヤフ氏は、レバノンからの度重なる要請を受け、「可能な限り早期にレバノンとの直接交渉を開始するよう指示した」と説明した。交渉では、親イラン民兵組織ヒズボラの武装解除と、イスラエルとレバノンの平和的関係の確立が焦点になるという。 米国とイランは7日に停戦合意を発表したが、双方が合意違反を非難。停戦がレバノンにも適用されるかどうかを巡る解釈の相違が、合意を崩壊させかねない主要な争点に浮上している。

事実上の閉鎖続く
ホルムズ海峡は、米国とイランの停戦合意後も事実上の封鎖がなお続いている。8日にホルムズ海峡を通過してペルシャ湾から出た船舶はわずか7隻で、いずれもイランと何らかの関係を持つ船舶に限られた。イランの港湾海事当局は2つの安全航路を公表。通常航路に機雷が存在する可能性を回避するために必要だと説明している。最高指導者モジタバ・ハメネイ師は声明で、「ホルムズ海峡の管理を新たな段階へ引き上げる」と述べた。

インフレ根強く
2月の個人消費支出(PCE)は前月比0.1%増と、わずかな伸びにとどまった。PCEコア価格指数は前月比0.4%上昇、前年比では3%上昇と、イラン戦争が始まる前もインフレが根強く続いていたことが示された。昨年10-12月(第4四半期)の米実質国内総生産(GDP、確報値)は前期比年率0.5%増と、改定値から下方修正され、市場予想も下回った。失業保険統計では、継続受給者数が約2年ぶり低水準に減少。新規申請件数は増加した。

カーライルも制限
カーライル・グループが運用する70億ドル規模の「カーライル・タクティカル・プライベート・クレジット・ファンド」は、第1四半期に投資家から持ち分の15.7%に相当する解約請求を受け、解約上限を5%に設定したことが分かった。投資家向け書簡によれば、投資家への実際の払い戻し額は請求の3分の1未満にとどまった。1兆8000億ドル規模のプライベートクレジット市場に対する不安が高まっており、ブルー・アウル・キャピタルなどの運用会社が手がけるプライベートクレジット商品からは今年、投資家が数十億ドル規模の資金を引き揚げている。

大型契約
コアウィーブは、メタ・プラットフォームズとの間で総額210億ドル(約3兆3400億円)の大型契約を締結した。コアウィーブは人工知能(AI)に特化したクラウドサービスを提供する新興企業で、AIモデル開発競争で巻き返しを狙うメタとの関係を一段と深める。コアウィーブはエヌビディアのAI半導体「Rubin」を一部に採用した複数のデータセンターから、2032年12月までメタにAIクラウド容量を提供する。メタとの契約総額は350億ドルに達し、同社はコアウィーブにとって最大級の顧客になったという。

注目ニュース

【欧州市況】

株は小幅安、国債は反落-中東での停戦合意めぐり懸念

欧州国債
欧州債市場は総じて反落。 スワップ動向が示唆するところによれば、欧州中央銀行(ECB)およびイングランド銀行(英中央銀行)の利上げ観測は前日から若干加速した。

欧州株式
9日の欧州株は小幅安。中東での不安定な停戦合意をめぐり懸念が広がっていたが、イスラエルとレバノンによる直接対話の展が懸念を和らげ、下げ幅を縮小して取引を終えた。
ストックス欧州600指数は0.1%安。一時は0.8%安まで売り込まれていた。この日はブレント原油の上昇に連れて石油株が上昇した。BPや、トタルエナジーズ、シェルはいずれも上昇した。一方、メディア関連や旅行・娯楽株は下落した。

【米国市況】

S&P500は7日続伸、停戦維持の期待で-原油は上げ幅縮小

米国株式
9日の米株式相場は続伸。イスラエルがレバノンとの直接協議に応じたことで原油相場の上昇が一服し、米国とイランの停戦合意が維持されるとの期待から、主な株価指数は上げに転じた。S&P500種株価指数は7営業日続伸し、昨年10月以来の長期上昇局面となった。ただ、ソフトウエア株は再び売られた。

米国債
米国債相場は荒い値動きとなった後、終盤に持ち直した。中東での戦争を巡る動きを受けて原油価格がこの日の高値から下げたことが背景にある。一方、午後の入札で需要の弱さが示されたことから、30年債利回りは上昇した。

為替
外国為替市場では、ドル指数が4日続落。イスラエルとレバノンが直接交渉で合意したと明らかになり、この日の安値水準に下げた。ニューヨーク時間の午前中に円は対ドルで1ドル=159円30銭まで下げたが、直接交渉のニュースが伝わると、158円台後半まで下げ渋った。

原油
米原油先物は上昇。中東での供給減少の兆しが意識されたほか、ホルムズ海峡の実質封鎖が続いていることも支援した。イラン戦争を巡るニュースに敏感に反応しており、商いも低調な中で不安定な値動きとなった。

金(ゴールド)
金スポット相場は3営業日続伸。米国とイランの停戦合意は脆弱(ぜいじゃく)ながらも維持されており、戦争の外交的解決が意識された。一時は1.7%高の1オンス=4801.17ドルまで買われた。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

米失業保険の継続受給者数、2年ぶり低水準-新規申請件数は増加
米PCE、実質個人消費支出わずかな伸び-戦争前もインフレ根強く
米GDPは10-12月に0.5%増、改定値から下方修正-個人消費1.9%増

9日
21:30 米 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率) 前回 0.7% 予想 0.7% 結果 0.5%
21:30 米 2月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比) 前回 3.1% 予想 3.0% 結果 3.0%
21:30 米 前週分新規失業保険申請件数 前回 20.2万件 予想 21.0万件 結果 21.9万件

本日の主要な経済指標

10日
21:30 米  3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回 2.4% 予想 3.4% 結果 %
21:30 米  3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 前回 2.5% 予想 2.7% 結果%
23:00 米 4月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 前回 53.3 予想 52.0 結果

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、9日の通貨強弱。ニュージードル・豪ドルが買い、円・ドルが売りとなっています。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。4/10 6:00のレートは159.02。注目ラインは上は160.23。下は157.67となります。160以上は介入警戒のレベル。

 ドル円の週足。3月30日の週は下ヒゲ陰線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇、2026年1月より下落傾向でしたが2月中旬から上昇。2月下旬に米・イラン戦争が勃発しました。ドル円は上昇し高止まりの状況で為替介入が警戒される

8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念 過剰な投資で回収に疑念
1月 日銀会合の後、日米協調のレートチェック
2月 衆議院選挙は自民党が大勝、米イラン戦争勃発
3月 さらなるAI脅威懸念 仕事がAIに奪われる。イラン戦争激化、原油危機
4月 イラン戦争 停戦合意

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%
4/3 米 3月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 17.8万人 失業率 4.3%

経済指標は、イラン戦争は停戦合意し徐々に解決期待が進んでいます。注目は主要な経済指標に移っていきます。

シナリオ② 地政学リスク

米とイランは停戦合意するも、見解の違いがあるようです。続報もチェックしましょう。

イスラエル、レバノンと直接交渉で合意-度重なる要請受け
「可能な限り早期」にレバノンと交渉するよう指示-ネタニヤフ首相
ヒズボラ武装解除、イスラエル・レバノンの平和的関係確立が焦点に

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

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投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・朝刊 火曜から土曜 6:30頃
・夕刊 月曜から金曜 18:30頃 
・休稿 日曜、日本・欧米休場日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:日経225、原油、金(ゴールド)

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