24日はイラン戦争に関する情報に右往左往しました。トランプ氏は楽観的な発言をするも更なる戦闘の準備を進める。イラン側は「協議」を否定してきました。ホルムズ海峡は条件付きで通行が可能な状況になりつつあります。丁寧に情報を見ていきましょう。
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ここまで
11/12 米政府閉鎖終了
1/23 日米 レートチェック
2/20 米 最高裁はトランプ関税は無効と判決
2/28 米イラン戦争
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%
FedWatch 4月 0.25利上げ 6.2% (前日 8.3%)
年内は維持
最終目標
ファンダメンタルズ
【今朝の5本】
楽観と脅し
トランプ米大統領はイランから誠意の記しとして「贈り物」が提示されたと示唆した。詳細は明らかにしなかったが、ホルムズ海峡を通じたエネルギー流通に関連するものだと認めた。トランプ氏は戦争終結に向けて交渉が行われていると主張し、楽観的な見方を示す一方で、中東への地上部隊増派を同時に進めている
通航に課金
イランはホルムズ海峡を航行する一部の商業船舶に対し、通航料金の徴収を開始した。関係者によると、状況に応じて航行1回当たり最大200万ドル(約3億2000万円)の支払いが求められ、非公式な通航料が設定されている。すでに支払った船舶もあるが、使用される通貨を含め、その仕組みは直ちには明らかでなく、体系的なものでもないという。
計画はない
三井住友フィナンシャルグループ(FG)が、提携先の米ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループ買収に向けた検討を進めているとの報道について、事情に詳しい関係者はそうした計画を否定。
自社製チップ
ソフトバンクグループ傘下の英アーム・ホールディングスは、初の自社製チップ販売に乗り出す。人工知能(AI)関連機器への巨額投資の需要を取り込み、収益機会の拡大を狙う。同社は新チップ「AGI CPU」の最初の主要顧客がメタ・プラットフォームズになると発表した。生産は台湾積体電路製造(TSMC)が担う。
引き出し制限
プライベートクレジット業界大手のアレス・マネジメントは、投資家からの資金引き出し要請に対し、支払いを半分未満に制限した。競合のアポロ・グローバル・マネジメントも前日、同様の措置を講じており、1兆8000億ドル(約286兆円)規模の同市場で緊張が高まっている新たな兆候となった。今回の解約請求は、今月に入ってブラックストーンやブラックロックで見られたものと比べても割合が大きい
注目ニュース
【欧州市況】
英・独債が下落、原油高に反応-エネルギー関連株は上昇
欧州国債
24日の欧州債市場では、ドイツ債がツイストフラット化した。イラン情勢はエスカレートする恐れがあるとの懸念から、原油価格が上昇し、短期金融市場での欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測は加速した。ECBの今年の利上げは計76ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と織り込まれている。前日は64bpだった。
英国債は下落。トレーダーは、年末までのイングランド銀行(英中央銀行)の利上げ見通しを引き上げ、計69bpを織り込む。これまでは62bpだった。
欧州株式
欧州株は上昇。日中はもみ合いとなったが、終盤にかけて持ち直した。原油高を背景にBPやシェルといった石油関連銘柄が上昇した。ストックス欧州600指数は0.4%上昇。
【米国市況】
株下落、ホルムズ海峡巡る期待で安値は離れる-原油上昇
米国株式
S&P500種株価指数は午前中に1%近く下落する場面もあったが、そこから下げを縮めた。トランプ米大統領は、ルビオ国務長官やバンス副大統領、特使らがイランと交渉を行っていると述べた。またニュースサイトのアクシオスは、米国と中東の仲介国は早ければ26日にも高官レベルの和平協議を開催する可能性について協議しているが、イランの反応を待っている状況だと伝えた。
米国債
米国債は下落。中東での戦争長期化により原油主導でインフレが再燃するとの懸念が広がり、この日の国債入札は低調な結果となった。
為替
外国為替市場ではドルが上昇。WSJの報道を材料に、ブルームバーグ・ドル・スポット指数はこの日の高値を付けた。 円は対ドルで下落。一時1ドル=159円19銭となり、市場で注目される160円に接近した。
原油
原油先物は反発。前日はイラン発電所への攻撃計画を5日間延期するとのトランプ大統領の発言で急落していたが、この日はイラン戦争激化への懸念から再び買いの勢いが強まった。
金(ゴールド)
金スポットはもみ合い。金は他の資産クラスと同様、イラン戦争関連のニュースが相次ぐ中で不安定な値動きが続いている。
足元ではエネルギー価格高騰によるインフレリスク上昇で、米利上げ観測が浮上。利子を生まない金にとって金利上昇は逆風となる。
また世界的な株・債券の下落も換金目的の売りを促し、弱気相場入り目前にある金の下げを一段と増幅させている。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
米総合PMI、3月はほぼ1年ぶり低水準-イラン戦争でコスト上昇
24日
8:30 日 2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比) 前回 2.6% 予想 2.6% 結果 2.5%
17:15~ 欧州各国 PMI
23:00 米 3月リッチモンド連銀製造業指数 前回 -10 予想 -8 結果 0
本日の主要な経済指標
25日
16:00 英 2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 前回 3.1% 予想 3.1% 結果
テクニカル分析
通貨強弱

上は、24日の通貨強弱。東京時間から、豪ドル・ニュージードル売り。ニューヨーク時間からドル買いとなりました。
チャート分析

ドル円の日足チャート。3/25 6:00のレートは158.62で陽線。上の注目ラインは159.47。下は154.35となります。159.5以上は介入警戒のレベル。

ドル円の週足。3月16日の週は下ヒゲが長い十字線に近い実態の小さい陰線。4週連続の上昇が止まりました。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇、2026年1月より下落傾向でしたが2月中旬から上昇。2月下旬に米・イラン戦争が勃発しました。
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念 過剰な投資で回収に疑念
1月 日銀会合の後、日米協調のレートチェック
2月 衆議院選挙は自民党が大勝、米イラン戦争勃発
3月 さらなるAI脅威懸念 仕事がAIに奪われる。中東リスク激化、原油危機
シナリオ構築
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月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%
経済指標は、中東紛争にかき消される状況となっています。しかし今後のために主要な経済指標の結果は確認しておきましょう。
シナリオ② 地政学リスク
中東リスクは混乱。情報確認は慎重にしたいところ。
イラン、敵対国を除くホルムズ海峡通航を容認-規則順守を条件に
トランプ氏、イランから「贈り物」と進展強調-中東増派も同時進行
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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