トランプ氏がイランのエネルギー関連インフラへの攻撃延期を表明したことで中東情勢の緊張緩和への期待が広がりました。トランプ氏は「良好な協議」と発言しましたが、イラン側はこれを否定、さらにトランプ氏は数日内に合意の可能性があると発言するなど、混乱しています。
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ここまで
11/12 米政府閉鎖終了
1/23 日米 レートチェック
2/20 米 最高裁はトランプ関税は無効と判決
2/28 米イラン戦争
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%
FedWatch 4月 0.25利上げ 8.3% (前日 12.4%)
年内は維持
最終目標
ファンダメンタルズ
【今朝の5本】
5日間延期
トランプ米大統領はイランのエネルギー関連インフラおよび発電所への攻撃計画を5日間延期すると発表した。ウィトコフ特使と娘婿のジャレッド・クシュナー氏がイランの「最高位の人物」と前日に協議し、すでに「重要な合意点」があると、トランプ氏は記者団に説明。23日に再び電話で協議を行うと続けた。一方のイラン側は交渉の事実を否定。トランプ氏の発言後も新たな攻撃を行った。ニュースサイトのアクシオスは、イラン側の交渉役がモジタバ師ではなく、議会のガリバフ議長だと伝えた。
消失した時価総額
イラン戦争によるスタグフレーション懸念から、世界の債券市場で今月、2.5兆ドル(約399兆円)を超える時価総額が吹き飛んだ。月間の減少幅は3年余り見られなかった規模に達する見通しだ。この減少幅は、同時期に世界の株式市場で失われた約11.5兆ドルには及ばないものの、債券価格は通常、地政学的混乱時には上昇する傾向にあり、この下落はより想定外と言える。
戦争と金融政策
シカゴ連銀のグールズビー総裁は「インフレが落ち着けば、今年中に複数回の利下げを行う状況に戻る可能性もある。もし状況が異なる方向に進み、インフレが制御不能になった場合、利上げが必要になる状況も想定できる」と語った。今年、連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権を持っていない同氏は、ガソリン価格の高騰が消費者のインフレ期待に与える影響を強調した。
テレビ事業譲渡
ソニーグループが中国のTCLエレクトロニクス・ホールディング(TCL)に、ホームエンタテインメント事業の過半株式を取引規模約10億ドル(約1600億円)で譲渡する契約が締結に近づいている。事情に詳しい関係者が明らかにした。両社は3月末までに法的拘束力のある契約締結の発表を目指しているという。
戦争の交渉役
トランプ大統領の娘婿、ジャレッド・クシュナー氏の投資会社「アフィニティ・パートナーズ」が、昨年に運用資産を30%近く増やしていたことがわかった。ブルームバーグが入手した規制当局への提出書類によると、アフィニティの運用資産は投資での利益を含め、2025年末時点で62億ドル(約9890億円)に急増した。アフィニティは中東各地の政府系ファンドから集めた資金で運営し、主要な出資者にはサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールに関連するファンドが含まれる。米民主党の議員2人は先週、クシュナー氏が中東の投資ファンドと取引を行う一方で、同地域における外交政策の交渉も並行して行っていたことについて、詳しい説明を求めた。
注目ニュース
マイクロソフト、AI戦略を転換-Copilotの「迷走」に終止符へ
マイクロソフトは、人工知能(AI)アシスタント「Copilot(コパイロット)」を巡る迷走の収拾にようやく乗り出した。競争環境の激化を背景に、分散していたAIの機能や役割を整理し、単一のAIアシスタントへ統合する方針を打ち出した。
AI関連のデフォルト不安に着目、JPモルガンが新CDSバスケットを提供
大手米銀のJPモルガン・チェースは、「ハイパースケーラー」と呼ばれる大規模データセンターを運営するハイテク大手5社の債券に対し、弱気な賭けを可能にする投資商品を提供している。前例のない巨額での借り入れ拡大が続くなか、投資家はより流動性の高いヘッジを求めている。
事情に詳しい関係者によるとJPモルガンは先月、アルファベットとアマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、オラクルのクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)で構成するバスケットを立ち上げた。このバスケットの取引は2500万ドル(約40億円)単位で行われ、各社のスワップは500万ドルずつとなると、非公開情報であることを理由に関係者は匿名で述べた。
【欧州市況】
株上昇、トランプ氏発言で値動き大きく-国債は上昇
欧州国債
欧州債市場では、トレーダーによる欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行)の利上げ観測が揺れた。両中銀の利上げは一時、0.25ポイントずつ4回と想定されていたが、その後同3回未満へと後退した。
欧州株式
ストックス欧州600指数は0.6%上昇。イランのファルス通信がトランプ氏との直接的および間接的なやり取りはないと伝えると、株価は日中高値から下げた。
【米国市況】
原油は急落、株反発-イラン攻撃延期で緊張緩和に期待
米国株式
米国株は3指数そろって反発した。
米国債
米国債相場は上昇(利回り低下)。原油価格の下落が材料となった。
為替
ニューヨーク外国為替市場でドル指数は下落した。イランのエネルギー関連インフラへの攻撃延期を巡るトランプ氏の発言が材料。円は対ドルで上昇。一時約0.8%高の1ドル=158円02銭を付けた。
原油
北海ブレント原油先物は一時、14%安の1バレル=96ドルまで下落。日中の値動きとしては過去最大級の変動となった。その後、イランが協議を否定したことで下げ幅を縮小する場面もあったが、合意は数日以内に成立する可能性があるとのトランプ氏の発言が伝わると、再び売り優勢となった。
金(ゴールド)
金スポット価格は下げ幅を縮める展開。アジア時間には大幅安となっていたが、ニューヨーク時間の朝方にトランプ氏がイラン発電所への攻撃計画を5日間延期すると述べると、持ち直した。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
23日
本日の主要な経済指標
24日
8:30 日 2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比) 前回 2.6% 予想 2.6% 結果
17:15~ 欧州各国 PMI
23:00 米 3月リッチモンド連銀製造業指数 前回 -10 予想 -8 結果
テクニカル分析
通貨強弱

上は、23日の通貨強弱。東京時間とロンドン時間前半はドル買い、豪ドル売り。20時ごろのトランプ発言で一変しました。その後は混とんとしています。
チャート分析

ドル円の日足チャート。3/24 6:00のレートは158.47で陽線。上の注目ラインは159.47。下は154.35となります。159.5以上は介入警戒のレベル。

ドル円の週足。3月16日の週は下ヒゲが長い十字線に近い実態の小さい陰線。4週連続の上昇が止まりました。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇、2026年1月より下落傾向でしたが2月中旬から上昇。2月下旬に米・イラン戦争が勃発しました。
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念 過剰な投資で回収に疑念
1月 日銀会合の後、日米協調のレートチェック
2月 衆議院選挙は自民党が大勝、米イラン戦争勃発
3月 さらなるAI脅威懸念 仕事がAIに奪われる。中東リスク激化、原油危機
シナリオ構築
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月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%
イラン戦争による原油高騰の影響が出つつある。世界的な債権や株式の下落、ゴールドをはじめとした資源の下落が進んでいる。主要国の中銀の利上げ観測が進んでいる。状況をしっかり把握していきたい。
シナリオ② 地政学リスク
中東リスクはまた混乱。情報確認は慎重にしたいところ。
トランプ氏が攻撃延期、戦争終結へ協議中と主張-イランは否定
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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