【朝刊】2026年3月19日【FX初心者】ドル円は上昇。FOMCは金利維持、本日は日銀政策決定会合

投資

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

11/12 米政府閉鎖終了
1/23 日銀 金利維持 0.75%
1/23 日米 レートチェック
2/20 米 最高裁はトランプ関税は無効と判決
2/28 米イラン戦争
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%


FedWatch 4月 0.25利下げ 0% (前日 0%) 
      次回利下げ 2027年7月
      最終目標 2.75-3.00%

*米雇用統計の結果で利下げ観測後退

ファンダメンタルズ

【今朝の5本】

影響不確実
米連邦公開市場委員会(FOMC)は主要政策金利の据え置きを決定。最新の金利予測で年内1回の利下げを見込む姿勢を維持した。声明では「中東情勢が米経済に及ぼす影響は不確実だ」と指摘。その上で、「委員会は2つの責務の両サイドに対するリスクに注意を払っている」と記した。決定は賛成11、反対1。反対票はマイラン連邦準備制度理事会(FRB)理事で、0.25ポイントの利下げを主張した。パウエルFRB議長は記者会見で、利下げ再開にはインフレ鈍化の進展を確認する必要があると強調。また、FRB本部改修工事を巡る司法省の調査が「完全に終結するまで」、理事として辞任するつもりはないと語った。

報復の応酬
イランは、ペルシャ湾周辺諸国に対し、複数のエネルギー施設が今や「正当な攻撃対象」になったと警告した。同国の巨大ガス田である南パルス天然ガス田がイスラエルの攻撃を受けたことへの報復措置としている。石油・ガス市場には一段の動揺が広がり、原油相場は続伸。北海ブレント先物は時間外取引で上げ幅を拡大し、1バレル=110ドルを超えた。一方、サウジの石油輸出は平時の半分以上にまで回復した。事実上の封鎖が続いているホルムズ海峡を回避する野心的な緊急計画が実を結び始めている。

インフレ圧力
2月の米生産者物価指数(PPI)は予想外に前月比で加速した。財やサービスの価格上昇を反映した。食品価格は2021年半ば以来の大幅な上昇。キャピタル・エコノミクスのトーマス・ライアン氏は「PPIの大幅な上振れは、原油価格の急騰前から、強いインフレ圧力がすでにサプライチェーン全体に広がっていたことを裏付けている」と指摘した。PPIのデータを織り込んだ結果、一部のエコノミストは、2月のコア個人消費支出(PCE)価格指数が0.4%上昇し、消費者物価指数(CPI)との乖離が生じるとみている。

「質が悪い」
パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)はプライベートクレジット市場が混乱する中、売りに出されているローンとは距離を置いている。クリスチャン・ストラック社長はブルームバーグTVで「現在売りに出されているローンの多くは、かなり質が悪い」と指摘。

NATOと協議
イランでの戦争が激化する中、中国の人民解放軍は来週ブリュッセルに代表団を派遣し、欧州連合(EU)および北大西洋条約機構(NATO)と協議する。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が報じた。議題の詳細は明らかにされていない。同国の習近平国家主席は今回のイランでの紛争についてこれまでのところ沈黙を保っており、戦争の影響の全容を見極めている段階にあるとみられる。事情に詳しい西側当局者によれば、中国はイランにおける米軍の作戦遂行を綿密に観察し、極めて価値の高い情報を収集している可能性が高い。

注目ニュース

サウジの石油輸出、戦争前の6割近くを回復-ホルムズ回避ルートで
サウジアラビアの石油輸出は、既に平時の半分以上にまで回復した。イラン戦争で海上輸送の大動脈であるホルムズ海峡の事実上の封鎖が続いているものの、同海峡を回避するサウジの野心的な緊急計画が実を結び始めている。

【欧州市況】

株、債券とも下落-イラン情勢受けインフレ長期化懸念

欧州国債
短期金融市場は、年半ば頃にECBが利上げを一度行うと完全に織り込んでおり、年末までに2度目の利上げが行われる確率を90%とみている。イングランド銀行が年末までに利上げする可能性も、90%弱と織り込まれている。

欧州株式
欧州株も下落した。ストックス欧州600種指数は、取引序盤に0.7%上昇したものの、0.8%安で取引を終えた。エネルギー価格の高騰により、インフレ加速と経済成長鈍化への懸念が高まっており、欧州株は今月、3年超ぶりに低い水準の月次パフォーマンスとなる可能性がある。

【米国市況】

米国株・国債ともに下落、原油高でインフレ懸念-FOMC後も売り継続

米国株式
S&P500種株価指数は1.4%下落し、FOMC開催日としては2024年以来の大幅安となった。

米国債
米国債は下落。特に短期債が売られた。パウエル議長が利下げは不確実なインフレ動向に左右されるとの認識を示し、年内の利下げ観測が後退したことが背景にある。

為替
外国為替市場ではドルが上昇。FOMCが政策金利を据え置いたことが買いを誘った。予想を上回る米生産者物価指数(PPI)や中東情勢が一段と緊迫していることも買い材料。
円は対ドルで下げ幅を拡大する展開となった。一時は0.6%安の1ドル=159円90銭と、2024年7月以来の安値をつけた。

原油
原油先物相場は続伸。イランは国内エネルギー施設の一部に攻撃があったとし、それに対する報復攻撃を行う意向を表明した。

金(ゴールド)
金スポット価格は6営業日続落。2024年終盤以来の長期下落局面となった。ドルと米国債利回りの上昇が金への重しとなった。
金スポットはFOMCの発表前から下げていた。エネルギー価格が急上昇しているほか、この日発表されたPPIが予想外に加速したことが背景。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

FOMC金利維持、パウエル氏「インフレ進展なければ利下げはない」

18日
19:00 欧 2月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比) 前回 1.9% 予想 1.9% 結果 1.9%
27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 前回 3.50-3.75% 予想 3.50-3.75% 結果 3.50-3.75%

本日の主要な経済指標

19日
12:00 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表 前回 0.75% 予想 0.75% 結果
21:00 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 前回 3.75% 予想 3.75% 結果
21:30 米 前週分新規失業保険申請件数 前回 21.3万件 予想 21.5万件  結果
22:15 欧州中央銀行(ECB)政策金利 前回 2.15% 予想 2.15% 結果

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、18日の通貨強弱。ニューヨーク時間にドルが買い(FOMC後)、スイスフランと豪ドルが売りとなりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。3/19 6:00のレートは159.88。上の注目ラインは159.47。下は154.35となります。ここから上はレートチェックや介入が警戒されるます。

 ドル円の週足。3月9日の週は陽線。4週連続となりました。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇、2026年1月より下落傾向でしたが2月中旬から上昇。2月下旬に米・イラン戦争が勃発しました。

8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念 過剰な投資で回収に疑念
1月 日銀会合の後、日米協調のレートチェック
2月 衆議院選挙は自民党が大勝、米イラン戦争勃発
3月 さらなるAI脅威懸念 仕事がAIに奪われる

シナリオ構築

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月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%

FOMC後にドルが上昇となっています。本日は日銀があり、金利維持が予想されています。

シナリオ② 地政学リスク

中東リスクは後退していくと思われたところで戦況は悪化か。情報確認は慎重にしたいところ。

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

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投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・朝刊 火曜から土曜 6:30頃
・夕刊 月曜から金曜 18:30頃 
・休稿 日曜、日本・欧米休場日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:日経225、原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
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