【朝刊】2025年11月26日【FX初心者】日銀早期利上げ示唆。ドル円は156円前半。米消費者信頼感は低下。

投資

 日銀の増一行審議委員が早期利上げを示唆。米消費者信頼感は低下しややドル安に。ドル円は156円台となっています。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3% 
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人
11/12 米政府閉鎖終了
11/20 米9月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 11.9万人 失業率 4.4%

FedWatch 12月 0.25利下げ 82.7% (前日 80.9%)
      最終目標 2.75-3.00%


ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米政治】
米中首脳電話会談、台湾や対日関係を協議-習氏は米国の政策修正狙う

【米経済】
トランプ氏経済顧問ハセット氏、次期FRB議長の最有力候補に浮上
「眠れる巨人」グーグルが覚醒、AI覇権争いに潮目の変化-強み生かす

【日本市況】中期金利08年以来の高水準、日銀利上げ警戒-TOPIX続落
 日銀の増一行審議委員がインタビューで次回の利上げ時期について「何月かは言えないが距離感としては近いところにいる」と述べたと、日本経済新聞が22日付電子版で報じた。経済や物価の情勢を見ると、利上げをしていい環境は整ってきているとの見方も示したという。

【欧州市況】 ウクライナ和平期待で株高-英予算案発表控え英国債反発
25日の欧州債券市場は、英国の秋季予算案発表を翌日に控え、英国債が反発し、ドイツ債や米国債を上回るパフォーマンスを示した。
 欧州株は上昇した。ストックス欧州600指数は、0.9%高で取引を終えた。ウクライナとロシアの和平合意への期待感と、米株の上昇が重なり欧州株にも勢いがついた。ただし、ウクライナのゼレンスキー大統領は、米国との協議は継続中だとしている。

米国指標

【米国市況】 株・国債ともに上昇、次期FRB議長巡る報道で-156円前半

株式
 25日の米国株は3営業日続伸。市場では12月の利下げ観測が再び強まった。一方、人工知能(AI)分野での開発競争を背景に大型テクノロジー銘柄のバリュエーションが押し上げられた。

債権
 米国債相場は上昇し、10年債利回りは1カ月ぶりに4%を付けた。ハセットNEC委員長が次期FRB議長の最有力候補に浮上したとのブルームバーグ報道に反応した。
 

為替
 外国為替市場ではドルが売られた。ウクライナの和平合意交渉を巡る報道を受けて、ドルは朝方から軟調に推移。ハセットNEC委員長が次期FRB議長の最有力候補に浮上したと報じられると、下げを拡大した。

原油
 ニューヨーク原油先物相場は反落。ウクライナとロシアの和平協議で進展の兆しが見られ、ロシアからの供給が継続するとの思惑から売りが膨らんだ。

金(ゴールド)
 金スポット相場はほぼ変わらず。利下げ志向の政策スタンスをもたらすとみられるハセット氏が次期FRB議長の最有力候補と目されているとの報道を受け、買いが優勢になったが上値も重かった。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

米消費者信頼感指数、7カ月ぶりの大幅低下-景気への懸念強まる
米小売売上高、9月は予想下回る0.2%増-個人消費の失速鮮明に

25日
22:30 米 9月卸売物価指数(PPI)(前月比) 前回 -0.1% 予想 0.3% 結果 0.3%
22:30 米 9月小売売上高(前月比) 前回 0.6% 予想 0.4% 結果 0.2%

本日の主要な経済指標

26日
22:30 米 前週分新規失業保険申請件数 前回 22.0万件 予想 22.5万件 結果

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、25日の通貨強弱。ロンドン時間以降に円高、ユーロ高、ニューヨーク時間にポンド高、ドル安、豪ドル安となりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。11/26 6:00のレートは156.13。17日に実態が155円超えて,ドル高、クロス円全体が円安となっています。

ドル円の週足。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となっています。今週は大きめの陽線で終了。

1月 トランプ大統領就任 
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

24日(月)までの要因は
1、ドル円は上昇。1時156円台、日銀や日本政府の介入が警戒されている。利上げ示唆発言もある。ニューヨーククローズは156円前半
2、10月雇用統計発表されず、11月分は12月18日でFOMC後 9月度は、雇用者数は予想以上も失業率は悪化。

 12月のFOMC利下げ観測は80%、日本は円安に対しては牽制してくるので157円で頭打ちを意識したい。

 
シナリオ② 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦にトランプ氏が動く
>>米露が水面下で交渉。ゼレンスキー氏は反発
>>欧州も関わる。内容はややウクライナ寄りの案に修正か
>>米・ウクライナも協議か

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。(現在、夕刊は休稿)皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・朝刊 月から土 6:30頃、12:00頃までに追加情報更新
・夕刊 月から金 18:00頃 (休稿) 
・休  日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
*使用アプリ トレーディングビュー

タイトルとURLをコピーしました