【朝刊】2025年11月22日【FX初心者】ドル円は157円なかば。

投資

 ドル円は157円なかば。株高値の懸念が現れた。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3% 
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人
11/12 米政府閉鎖終了
11/20 米9月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 11.9万人 失業率 4.4%

FedWatch 12月 0.25利下げ 71.5% (前日 39.6%)
      最終目標 2.75-3.00%


ファンダメンタルズ

朝のニュース

【米政治】
トランプ政権、エヌビディア「H200」の中国出荷を検討-関係者
ウクライナは27日までに米露の和平提案受け入れを、トランプ氏要求

【米経済】
NY連銀総裁、「近いうち」に利下げ行う余地-慎重派2総裁は警戒
>>影響大

【日本市況】日経平均1200円近く下落、AI関連に売り集中-債券上昇
 21日の日本市場では日経平均株価が約1200円安と大幅反落。人工知能(AI)関連株の過熱感が再度意識され、一部の値がさ株の下落が相場の重しになった。債券は上昇、円は対ドルで157円台前半で推移した。

積極財政の高市政権、経済対策20兆円超えの大型に-市場はリスク警戒

【欧州市況】 英国とユーロ圏国債が上昇、米利下げ期待台頭-株下落
21日の欧州債券市場は、英国とユーロ圏の国債がそろって上昇。米国の消費者マインドが過去最低近くまで落ち込んだことが明らかになったほか、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁の発言で12月の米利下げ期待が再び台頭した。

ビットコインが8万2000ドル割れ、月間で25%下落-22年以降で最悪

米国指標

【米国市況】 株反発、12月利下げ観測再燃-円買われ156円台前半

株式
 21日の米株式相場は反発。波乱含みの1週間を上昇で締めくくった。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が12月の利下げに含みを持たせる発言を行ったことで、市場には安心感が広がった。

債権
 米国債相場は上昇(利回りは低下)。金融政策の動向に敏感な2年債利回りは一時5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁の発言に反応した。

為替
 外国為替市場では円の上昇が目立った。片山さつき財務相が為替介入も辞さない考えを示したことを受けて優勢となった円買いが、ニューヨーク時間も続いた。

原油
 ニューヨーク原油先物相場は3日続落。ウクライナとロシアが和平に合意することで供給が増え、供給過剰が膨らむとの見方が広がった。またロシア寄りの和平案をウクライナが受け入れなければ、米国が支援を停止する可能性があるとの報道も意識された。

金(ゴールド)
 金スポット相場は小幅高。一時下げていたが、ニューヨーク連銀総裁の発言を受けて国債利回りが低下し、これが金にプラスとなった。金は利息を生まないことから、金利が低下すると投資妙味が増す。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

米労働統計局、10月分CPI統計の発表中止-11月分は12月18日公表
米消費者マインド、過去最低近辺に沈む-家計に対する見方が悪化

21日
8:30 日 10月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)前回 2.9% 予想 3.0% 結果 3.0%
17:15 欧 製造業PMI
23:45 米 製造業PMI
24:00 米 11月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 前回 50.3% 予想 50.5% 結果

本日の主要な経済指標

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、21日の通貨強弱。円高、フラン安となりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。11/22 6:30のレートは156.42。17日に実態が155円超えて,ドル高、クロス円全体が円安となっていましたが、やや買い戻されました。

ドル円の週足。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇となっています。今週は大きめの陽線で終了。

1月 トランプ大統領就任 
4月 トランプ関税発表、後半に緩和
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

21日(金)までの要因は
1、ドル円は上昇。1時157円を超えて日銀や日本政府が警戒している。ニューヨーククローズは156円なかば。
2、エヌビディア決算発表、好結果も株は下落も高値。
3、10月雇用統計発表されず、11月分は12月18日でFOMC後 9月度は、雇用者数は予想以上も失業率は悪化。

 12月のFOMC利下げは巻き戻して75%、止まらない円安、日銀や日本政府の動きに注意したい。

 
シナリオ② 地政学リスク

1、ロシアウクライナ戦争の停戦にトランプ氏が動く
>>米露が水面下で交渉。ゼレンスキー氏は反発

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。(現在、夕刊は休稿)皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・朝刊 月から土 6:30頃、12:00頃までに追加情報更新
・夕刊 月から金 18:00頃 (休稿) 
・休  日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
*使用アプリ トレーディングビュー

タイトルとURLをコピーしました