*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
昨日は、ベッセント氏の日銀利上げ期待発言で東京時間は円高となりましたが、米PPIは予想を上回る上昇で、ドル高円安となり、ドル円は下落から上昇となりました。次回FOMCでの0.5%の大幅利下げは後退となりました。本日は日本GDPと米小売売上高がありますので値動きを予想していきましょう。
ここまで
米雇用統計 7月雇用者数は7.3万人増、前月を14.7万人から1.4万人に下方修正
米CPI コア指数増加、総合は同じ
ベッセント氏の日銀利上げ期待発言で円高もPPIで巻戻し
米PPI 大幅上昇。FRB大幅利下げは後退へ
FedWatch 0.25利下げ 92.1% 年内 2 回
前日の振返り
【日本市況】
・日本市場では円が大幅上昇し、対ドルで3週間ぶり高値を付けた。ベッセント米財務長官の日米の金融政策に関する発言を受け、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となった。>>ベッセント氏が日本の利上げを期待
・日本株は反落。主要株価指数が連日最高値を更新していたことで高値警戒感が広がったほか、米利下げ観測を背景に円高が進んだ
【ニュース】
米PPI、7月は3年ぶり大幅上昇-企業の関税コスト転嫁を示唆
・サービス部門のコストは1.1%上昇、2022年3月以来の大幅上昇
・サービス部門の卸売業者と小売業者の利益率が2%上昇
関係改善狙うプーチン氏、成果に慎重なトランプ氏-米ロ首脳会談へ
・プーチン氏、トランプ氏を持ち上げ-経済協力や新軍縮条約にも言及
・成功しない確率は「25%」、2回目の会談が極めて重要-トランプ氏
【米国市況】
・国債が下落(利回りは上昇)。7月の米生産者物価指数(PPI)がインフレの加速を示したことから、早期利下げの観測が後退した。
・円は対ドルで下落し、一時0.4%安の1ドル=147円96銭まで売られた。
・米株式相場は失速。S&P500種株価指数はほぼ変わらずで終了し、500銘柄中の350銘柄余りが値下がりした。一方、大手テクノロジー株の大半は上昇した。
経済指標
英国 14日 15:00
4-6月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比) 前回 0.7% 予想 0.1% 結果 0.3%
欧州 14日 18:00
4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比) 前回 0.1% 予想 0.1% 結果 0.1%
米国 14日 21:30
7月卸売物価指数(PPI)(前月比) 前回 0.0% 予想 0.2% 結果 0.9%
7月卸売物価指数(PPI)(前月同月比) 前回 2.3% 予想 2.5% 結果 3.3%
前週分新規失業保険申請件数 前回 22.6万人 予想 22.8万人 結果 22.4万人
日本 15日 8:50
4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比) 前回 0.0% 予想 0.1% 結果
米国 15日 21:30
7月小売売上高(前月比) 前回 0.6% 予想 0.5% 結果
*インフレ要因が含まれないので注意。特に上振れの場合
8月ニューヨーク連銀製造業景気指数 前回 5.5% 予想 0.0% 結果
8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 前回 61.7% 予想 62.0% 結果
環境認識

上は昨日の通貨強弱。

値動きは、東京時間は、円高。PPIの後ドル高円安となりました。

ドル円の日足チャート。8/15 6:00のレートは147.75。昨日は大きな下ヒゲ。意識される直近安値は7/24の145.88となっています。次の意識される上のラインは、7/16高値の149.17となります。
本日の動き
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
今後の動き
シナリオ① 政策金利
FOMC 政策金利利下げ 次回9月利下げ観測高まる>>ドル安要因 さらに10月も利下げか?
日銀 政策金利 0.50% 10月利上げ観測高まる>>円安要因
シナリオ② 日本GDP
15日発表の日本のGDPは、プラス予想となっている。昨日のように東京時間の円高もあり得る
シナリオ③ 米PPIから小売売上高
14日発表のPPIは上昇でドル高円安、15日の小売売上高で総合的に考える。
・CPI マチマチ
・PPI 上昇 ドル高円安
・小売売上高 上昇ならドル高円安継続 FRB利下げは後退 横ばいや減少が大きくなければレンジとなる可能性がある。
まとめ
本日は、ドル円に関する情報をお伝えしました。
今後について
1、日米の政策金利
>>FOMCの次回9月の利下げ さらに10月も利下げ
>>日銀の10月利上げ
2、日本GDPに注目
>>上昇で再び円高あるか
3、米小売売上高
>>上振れでドル高円安継続なるか
となります。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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ここではドル円を中心に前日の振り返りと今後の見通しをおこなっています。私は過去から学ぶことは大切と考えております。しっかり検証することで、未来を予測し、それがその通りにいかなかった場合の対応もできるようになると考えています。
*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、外為ドットコム
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