14日の米金融市場では、停戦合意に向けた米国・イラン再協議への期待から原油価格が大きく下げ、株式は続伸しました。原油価格の下落でインフレ懸念が和らぎ、国債も値上がり。半面、ドルは再び売られ、ドル円は158円台後半に下落しました。
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ここまで
1/23 日米 レートチェック
2/20 米 最高裁はトランプ関税は無効と判決
2/28 米イラン戦争 勃発
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%
4/3 米 3月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 17.8万人 失業率 4.3%
4/8 イラン戦争 2週間の停戦合意
4/10 米 3月CPIコア 2.6%
FedWatch 4月 0.25利上げ 0.5% (前日 0.5%)
年内は維持
最終目標
ファンダメンタルズ
【今朝の5本】
再協議へ
米国とイランは協議を数日中に再び行うことで調整を進めている。ニューヨーク・ポスト紙によると、トランプ大統領は協議がパキスタンで「2日以内に開かれる可能性がある」と述べた。ロイター通信は、米国とイランの交渉チームが週内にイスラマバードに戻る可能性があると報じた。
米銀決算
シティグループの1-3月(第1四半期)決算では、収入が四半期ベースで10年ぶりの高水準を記録した。相場変動の高まりを追い風にトレーディング収入が全体を押し上げた。ジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)の再建計画にとり、新たな成果となった。JPモルガン・チェースは、トレーディング収入が四半期として過去最高を記録した。株式トレーディングが好調だった。ただ、通期の純金利収入見通しを2月時点の予想から引き下げた。ウェルズ・ファーゴは純金利収入が前年同期比で増加したものの、アナリスト予想に届かなかった。
大幅引き上げ
日本銀行は今月の会合で示す新たな経済・物価見通しについて、消費者物価の大幅な引き上げを検討する見込みだ。複数の関係者への取材で分かったもので、中東情勢の緊迫化を受けた原油価格の高騰が背景にある。
成長予想下げ
国際通貨基金(IMF)は最新の世界経済見通しで、今年の世界経済の成長率予想を1月時点の3.3%から3.1%に引き下げた。中東での戦争が大規模な原油ショックを引き起こしたことを反映した。ただ、予想は紛争が比較的短期間にとどまり、エネルギー価格の上昇も緩やかにとどまることを前提としていると説明。
アマゾンが対抗
アマゾン・ドット・コムは、米衛星通信会社グローバルスターを約116億ドル(1兆8400億円)で買収することで合意した。自社の衛星事業構築を加速させる狙いだ。アマゾンはグローバルスターの株主に対し、1株当たり現金90ドル、またはアマゾン株0.32株(評価額は1株当たり最大90ドルに制限)を提示。13日終値に対して23.5%のプレミアムとなる。アマゾンは低軌道衛星網「Amazon Leo(アマゾンレオ)」の構築を進めており、急成長するスターリンク事業を展開するイーロン・マスク氏率いるスペースXに対抗する。
【欧州市況】
株と国債が上昇、米・イラン協議再開への期待強まる
欧州国債
欧州債市場では利回りが総じて低下。中東の緊張緩和につながり得る報道を手掛かりにしたエネルギー価格の下落に反応した。
トレーダーは、欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行)の利上げ観測を後退させた。英中銀の今年の利上げは計36bpと織り込まれ、ECBは57bpと想定されている。
欧州株式
14日の欧州株は上昇。米国とイランが戦争終結のための交渉を再開するとの期待が広がった。ストックス欧州600指数は1%高で取引を終えた。
【米国市況】
S&P500最高値に接近、米イラン再協議期待で-原油大幅安
14日の米金融市場では、停戦合意に向けた米国・イラン再協議への期待から原油価格が大きく下げ、株式は続伸した。
米国株式
S&P500種株価指数は1.2%高と、1月下旬につけた最高値に迫った。ナスダック100指数は1.8%高。10営業日続伸し、2021年以来の長期連続高を記録した。
米国債
米国債は上昇(利回りは低下)。米・イラン再協議への期待から原油価格が大きく下げ、インフレ懸念が和らいだ。
金利スワップ市場では、年内にFRBが政策金利を0.25ポイント引き下げる確率を約3分の1と見込んでいる。戦争が始まる前は、少なくとも2回の利下げが織り込まれていた。
為替
ニューヨーク外国為替市場では、ドル売りが継続。米国とイランの停戦協議再開への期待を背景に、安全資産としてのドルの妙味が薄れた。円は対ドルで反発し、158円台後半に上昇。一時は0.5%高の158円60銭まで買われた。
原油
原油先物相場は大幅安。米イラン協議再開の可能性が意識された。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油5月限は前日比7.80ドル(7.9%)安の1バレル=91.28ドルで終了。北海ブレント先物6月限は4.57ドル(4.6%)安の94.79ドルで引けた。
金(ゴールド)
金相場は3営業日ぶりに反発。米国とイランの和平交渉への期待が再び高まり、インフレ懸念が和らいだことが背景にある。
スポット価格はニューヨーク時間午後2時20分現在、前日比94.15ドル高の1オンス=4834.46。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
米PPI、3月は予想を下回る伸び-エネルギー価格急騰にかかわらず
ガソリン16%上昇、財価格は2023年以来の大幅上昇-サービス横ばい
関税コスト転嫁に注目、年内利下げ観測はなお残る
14日
21:30 米 3月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) 前回 3.4% 予想 4.6% 結果 4.0%
21:30 米 3月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比) 前回 3.9%(3.8) 予想 4.1% 結果 3.8%
本日の主要な経済指標
15日
21:30 米 4月ニューヨーク連銀製造業景気指数 前回 -0.2 予想 -0.5 結果
テクニカル分析
通貨強弱

上は、14日の通貨強弱。ニューヨーク時間からニュージードルが買い、ドルが売りとなっています。
チャート分析

ドル円の日足チャート。4/15 6:00のレートは158.82。注目ラインは上は160.23。下は157.67となります。160以上は介入警戒のレベル。

ドル円の週足。4月6日の週は下ヒゲ陰線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇、2026年1月より下落傾向でしたが2月中旬から上昇。2月下旬に米・イラン戦争が勃発しました。ドル円は上昇し高止まりの状況で為替介入が警戒される
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念 過剰な投資で回収に疑念
1月 日銀会合の後、日米協調のレートチェック
2月 衆議院選挙は自民党が大勝、米イラン戦争勃発
3月 さらなるAI脅威懸念 仕事がAIに奪われる。イラン戦争激化、原油危機
4月 イラン戦争 2週間停戦合意
シナリオ構築
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月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%
4/3 米 3月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 17.8万人 失業率 4.3%
4/10 米 3月CPIコア 2.6%
経済指標は、イラン戦争にかき消されやすい状況です。イラン戦争は解決期待が進んでいますので主要な経済指標に注目します。
シナリオ② 地政学リスク
米とイランは数日内に再協議か
米国とイラン、協議再開へ調整-ホルムズ海峡の海上封鎖は継続
今月7日に発表された停戦合意の期限が来週切れる前に新たな協議を行うことが目的だ。
トランプ氏は協議がパキスタンで「2日以内に開かれる可能性がある」と述べた。
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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