米政府は再開となります。連日FRBメンバーの発言がありますが次回12月のFOMCでの利下げ観測は後退しつつあります。ドル円は155付近のレンジとなっています。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
10/1 米政府閉鎖
10/21 高市氏が総理大臣に就任
10/24 米CPI 前月比 0.4%から0.3%
10/29 FOMC -0.25%利下げ 3.75-4.00%
10/30 日銀 金利維持 0.50%
11/5 ADP雇用統計 4.2万人
FedWatch 12月 0.25利下げ 45.9% (前日 51.4%)
最終目標 3.00-3.25%
ファンダメンタルズ
朝のニュース
【米政治】
トランプ大統領、牛肉やトマトの関税引き下げる命令に署名へ-当局者
トランプ米大統領は14日、牛肉やトマト、コーヒー、バナナの関税を引き下げる大統領令に署名する予定だ。ホワイトハウス当局者が明らかにした。有権者からは、政権に対して生活必需品の値下げを求める声が強まっている。
米中、レアアースでなお合意に至らず-貿易「休戦」の成果に不透明感
中国のレアアース(希土類)輸出規制の緩和を巡り、米中がなお詰めの協議を続けていることが事情に詳しい関係者の話で分かった。ホワイトハウスはこれまで貿易戦争「休戦」の合意がレアアースの輸出再開に道を開くと説明していた。
【米経済】
カンザスシティー連銀総裁、追加利下げはインフレ圧力高める可能性
FRBと米銀大手CFO、バーゼル規制に関して来月会合-JPモルガン副会長
【日本市況】日経平均900円安、米景気不安でリスク回避-長期債下落
14日の日本市場では、日経平均株価が900円を超す下げとなるなど株式が急反落。利下げ観測が後退した米国の景気先行き懸念が広がり、リスク回避の売りが優勢となった。債券は長期債が下落(金利は上昇)し、円は対ドルで154円台半ばで膠着(こうちゃく)感が強かった。
【欧州市況】 株下落、テクノロジー銘柄に売り-英国債が下落
14日の欧州株は下落。投資家は、テクノロジー企業のバリュエーションや米金融政策当局者によるタカ派的な姿勢への転換を懸念した。英国株も下落。リーブス英財務相による増税方針の撤回を巡る報道が手掛かりとなった。
英財務相、次期予算案での所得税率の引き上げ撤回-英国債急落
米国指標
【米国市況】 ハイテク買い復活も金利見通しで失速、円は上げ幅失う
株式
14日の米金融市場ではS&P500種株価指数が小幅続落。ハイテク株に買いが戻ったが、大量の経済データ発表を控えた慎重ムードの中、勢いは失速した。12月の連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、利下げの実現性に不安が広がっている。
債権
米国債相場は軒並み下落。株式市場に買いが入ったことが背景にある。英国債利回りの急上昇も影響した。
為替
ブルームバーグのドル指数は前日とほぼ変わらず。朝方に下げた後に下げ渋り、株式相場の回復と米国債の伸び悩みに伴いドルも安定した。円は一時153円62銭を付けた後、上昇を失った。
原油
原油先物相場は続伸。ウクライナによるロシア主要石油港への攻撃と、イランによるホルムズ海峡付近でのタンカー拿捕(だほ)を受けて買いが膨らんだ。
金(ゴールド)
金相場は続落。米国史上最長となった政府機関閉鎖を経て経済指標の不透明感が続く中、12月の米利下げ観測が揺らぎ、金売りが続いた。
週を通じて利下げ期待は後退。複数の金融当局者が借り入れコストの引き下げに対し慎重な姿勢を見せたことで、利息を生まない金の魅力が相対的に低下した。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
14日
19:00 欧 7-9月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比) 前回 1.3% 予想 1.3% 結果1.4%
本日の主要な経済指標
テクニカル分析
通貨強弱

上は、14日の通貨強弱。円はニューヨーク時間開始で上昇その後下落、NZドルは東京時間に上昇、ポンドは東京時間に下落となりました。
チャート分析

ドル円の日足チャート。11/15 6:00のレートは154.53。154.81のラインを上下するレンジとなっています。
シナリオ構築
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月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
13日(木)までの要因は
1、ドル円は上昇。1時155円を超えて日銀や日本政府が警戒している。
2、米国のADP雇用統計などの経済指標が好結果
3、米政府閉鎖は解除となる。雇用統計などは後日発表の見通しで情報を確認したい。
12月のFOMC利下げは46%、米政府再開するもFRBメンバーの利下げ慎重意見が出始める。ドル円155円以上では、日銀や日本政府要人の口先介入や円高情報に注意したい。
シナリオ② 地政学リスク
1、ロシアウクライナ戦争の停戦は遠い。
>>トランプ氏がロシア原油大手に制裁発動
2、ガザ和平合意
>>武装解除の具体的な動きは見られない。
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです.
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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