23日のドル円は小幅上昇となりました。米・イランの停戦交渉は膠着状態となりました。ホルムズ海峡をめぐる動きも激化し原油価格が上昇し、国債・株式指数が下落となっています。
*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。
ここまで
1/23 日米 レートチェック
2/20 米 最高裁はトランプ関税は無効と判決
2/28 米イラン戦争 勃発
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%
4/3 米 3月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 17.8万人 失業率 4.3%
4/8 イラン戦争 2週間の停戦合意
4/10 米 3月CPIコア 2.6%
FedWatch 4月 0.25利上げ 1.0% (前日 0.5%)
年内は維持
最終目標
ファンダメンタルズ
【今朝の5本】
緊張再燃
米国とイランは新たな和平協議の開催に至らず、再び緊張が高まっている。トランプ米大統領は、ホルムズ海峡で機雷を敷設する船舶を撃沈するよう海軍に命じた。また、米軍はインド洋で、イラン産原油を積載した制裁対象の超大型タンカーに乗り込んだとXで発表した。一方、イランは商船に発砲し、少なくとも2隻を拿捕(だほ)したと明らかした。米アクシオスは、ホルムズ海峡で新たな機雷敷設を計画していると報じた。同海峡の事実上の閉鎖が続き、原油相場は上昇した。
連携強調
片山さつき財務相は為替市場について、日本の当局者は米国側と24時間態勢で緊密に連絡を取り合っていると述べた。
人員削減
マイクロソフトは米国内の従業員の7%を対象に希望退職を提示していると、関係者が明らかにした。対象者は約8750人に相当し、同社がこれほど大規模な希望退職を募るのは初めて。一方、メタ・プラットフォームズは、従業員の10%に相当する約8000人を削減する計画だ。効率化を高めるとともに、人工知能(AI)への多額投資を補う。レイオフは5月20日に実施し、採用予定だった6000人分のポジションについても採用を見送る。
巻き返し
米銀JPモルガン・チェースの資産運用部門(運用資産4兆3000億ドル=約685兆円)は、プライベートクレジットへの関与強化を巡る長年の検討を経て、同行の商業銀行部門が組成した融資に巨額資金を投じる戦略に踏み出す。同銀は始動に向けて数十億ドル規模の資金を調達するため機関投資家と協議しており、既に一部のコミットメントを確保している。今回の取り組みは、同部門にとって1兆8000億ドル規模のプライベートクレジット市場での巻き返しに向けた最も積極的な動きとなる。
大型融資
イラン戦争が始まった2月末以降、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は私募債などを通じ、湾岸地域の国有企業や政府向けに100億ドル超(約1兆6000億円)を融資している。関係者が明らかにした。ブルームバーグがまとめたデータによると、2月28日-4月23日の期間に、湾岸地域の発行体はハードカレンシー建ての私募債で計130億ドルを調達した。ピムコがその大半を占めたことになる。
【注目ニュース】
インテル、売上高見通し強気-AI需要追い風、株価急伸
【欧州市況】
利上げ観測拡大し、英国債続落-株は方向感欠く動き
欧州国債
23日の欧州債券市場は、英国の4月の総合購買担当者指数(PMI)が市場予想を上回ったことで、イングランド銀行(英中央銀行)に対する利上げ観測が強まり、英国債の下落が続いた。
短期金融市場は、イングランド銀行の年内の利上げ幅の見通しを55bpと、22日時点から4bp上積みした。週の初めには、利上げは1度と織り込まれていた。
欧州株式
欧州株は、原油価格の上昇やイラン停戦を巡るさまざまな報道と、ロレアルやネスレの好決算が入り交じり、方向感に欠ける動きとなった。ストックス欧州600指数はほぼ横ばいで取引を終えた。
【米国市況】
株安・原油高、イラン停戦崩壊警戒-ドルは159円台後半
米国株式
S&P500種株価指数は上昇から転じて、一時は約1.3%下落する場面も見られた。一連の企業決算も意識されている。ソフトウエア株が特に安い。IBMとサービスナウの決算は、いずれも人工知能(AI)による業界変革への懸念を和らげるには至らなかった。2026年の設備投資額見通しを引き上げたテスラも下落。一方、テキサス・インスツルメンツ(TI)は上昇し、フィラデルフィア半導体株指数を押し上げた。半導体株指数はこれで17日続伸となった。
米国債
米国債は下落(利回りは上昇)。イランと米国の和平交渉が成立するのかを巡り、不安が強まった。
為替
外国為替市場ではドルが上昇。対円では159円84銭まで買われた。円は一方で、片山さつき財務相の発言に下支えされる面もあった。
原油
原油相場は上昇。イラン戦争の緊迫化を示す新たな兆候を受け、ホルムズ海峡を通る輸送が早期に再開される見通しは後退している。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前日比2.89ドル(3.1%)高の1バレル=95.85ドルで終了。北海ブレント先物6月限は3.16ドル(3.1%)上昇し、105.07ドルで引けた。
金(ゴールド)
金相場は反落。ホルムズ海峡を巡る緊張の高まりから原油価格が上昇し、高インフレへの懸念が再燃している。
米連邦準備制度理事会(FRB)など中央銀行は金利を長期にわたり高水準で維持する、あるいは利上げに踏み切る可能性さえある。そうなった場合、利息を生まない金投資にはマイナス要因となる。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は29ドル(0.6%)下落し4724ドルで引けた。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。
経済指標
前日の主要な経済指標の結果
ユーロ圏民間部門、経済活動は4月に予想外に縮小-英国は改善
米失業保険申請は小幅に増加、レイオフは依然抑制水準
米総合PMI上昇、拡大ペースの加速示す-販売価格は22年来の高水準
23日
21:30 カナダ 3月鉱工業製品価格(前月比) 前回 0.4%(0.6) 予想 1.9% 結果 2.4%
21:30 カナダ 3月原料価格指数(前月比) 前回 0.6%(0.9) 予想 9.4% 結果 12.0%
21:30 米 前週分新規失業保険申請件数 前回 20.7万件(20.8) 予想 21.0万件 結果 21.4万件
本日の主要な経済指標
24日
8:30 日 3月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回 1.3% 予想 1.4% 結果
8:30 日 3月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)前回 2.5% 予想 2.4% 結果
23:00 米 4月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 前回 47.6 予想 48.5 結果
テクニカル分析
通貨強弱

上は、23日の通貨強弱。ニュージードルが売り、ニューヨーク時間にドルが買いとなりました。
チャート分析

ドル円の日足チャート。4/24 6:00のレートは159.70。注目ラインは上は160.23。下は157.92となります。160以上は介入警戒のレベル。

ドル円の週足。4月13日の週は下ヒゲ陰線。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇、2026年1月より下落傾向でしたが2月中旬から上昇。2月下旬に米・イラン戦争が勃発しました。ドル円は上昇し高止まりの状況で為替介入が警戒される
8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念 過剰な投資で回収に疑念
1月 日銀会合の後、日米協調のレートチェック
2月 衆議院選挙は自民党が大勝、米イラン戦争勃発
3月 さらなるAI脅威懸念 仕事がAIに奪われる。イラン戦争激化、原油危機
4月 イラン戦争 停戦
シナリオ構築
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月・週単位の見通し(スイング向け)
シナリオ① 要因から考える
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%
4/3 米 3月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 17.8万人 失業率 4.3%
4/10 米 3月CPIコア 2.6%
経済指標は、イラン戦争にかき消されやすい状況です。一方で主要な経済指標も注目しましょう。
シナリオ② 地政学リスク
米とイランの停戦はどうなる?
米イラン溝埋まらず、ホルムズ海峡で駆け引き激化-見えぬ停戦の行方
・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。
まとめ
当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。
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記:しまてつ
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