【朝刊】2026年3月31日【FX初心者】ドル円は介入警戒で159円台。

投資

ドル円は、160円を超えていたところで、片山大臣、三村財務官の口先介入でやや下落し159円台となっています。円高となりましたがややドル高ということもあり、下げ幅は少ない状況です。また、イラン戦争はいまのところ混とんとしています。

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

11/12 米政府閉鎖終了
1/23 日米 レートチェック
2/20 米 最高裁はトランプ関税は無効と判決
2/28 米イラン戦争
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%

FedWatch 4月 0.25利上げ 2.6% (前日 2.1%) 
      年内は維持
      最終目標 

ファンダメンタルズ

【今朝の5本】

再び威嚇
トランプ米大統領は、ホルムズ海峡が速やかに再開されなければ、イランのエネルギー資産を破壊すると再び威嚇した。一方で、軍事作戦終結に向けてイランと「真剣な協議」に入っているとSNS投稿で主張。だが合意が成立せず、ホルムズ海峡が再開されないなら、「イランの発電所と油田、カーグ島の全てを爆破して完全に破壊する」と述べた。ベッセント米財務長官は米国はホルムズ海峡の「支配を取り戻す」とFOXニュースで発言。その上で「米国の護衛、あるいは多国籍の護衛を通じて」安全な航行を確保すると述べた。同構想は以前にも提起されたが、実現に至っていない。

なお安定
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は長期インフレ期待について、抑制されているようだとの認識を示す一方、イラン戦争の影響を見極める中で注意深く監視していると述べた。紛争の影響に対応する必要が生じる可能性はあるが、現時点ではその段階には至っていないと指摘。「経済への影響がどうなるかは分からない」とした上で、「金融政策は様子見が可能な良い位置にあると考えている」と述べた。一方、関税措置による物価への影響は一時的にとどまると語った。市場では年内利上げの観測が消失し、利下げの可能性が再び織り込まれた。

立ち向かう
片山さつき財務相は、原油先物市場の変動が為替に波及しているとした上で、強い緊張感を持って立ち向かうとの見解を示した。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁・エネルギー相合同のオンライン会合後、記者団に語った。赤沢亮正経済産業相は同会合で、イラン情勢が長期化した場合に備え、G7や国際エネルギー機関(IEA)が協調して石油備蓄の追加放出を含め準備をする必要があると発言したと明らかにした。G7は会合後の共同声明で、「われわれはパートナー国と緊密に連携し、必要なあらゆる措置を講じる用意がある。これにはエネルギー市場の安定化とエネルギー安全保障を確保するための措置が含まれる」とした。

稼ぎ方改革
三井住友フィナンシャルグループ(FG)は「稼ぎ方」の改革を進める。大企業向けの海外事業で資金決済ビジネスを強化するのが柱の一つで、今後3年で外貨預金600億ドル(約9兆6000億円)の積み増しを目指す。欧米の主要銀行と伍(ご)していける収益力の確保を図る。

反発の余地
モルガン・スタンレーによると、イラン戦争が続く中でも、S&P500種株価指数の調整は最終段階に近づきつつある。ただし、依然として米金融当局による利上げが株式にとって脅威だという。マイケル・ウィルソン氏率いるチームは、懸念された景気悪化が実体化しなかった過去の事例を挙げ、株価下落は「終盤に近づきつつある」ことを示す証拠が増えていると指摘した。またゴールドマン・サックス・グループは、ヘッジファンドによる大規模な空売りや、システマティック投資家による売却が進んだことで、イラン戦争が緩和に向かう場合は株式相場が急反発する可能性が高まっているとの見方を示した。

注目ニュース

AIは生活に有害、米世論調査で過半が回答-雇用や教育への悪影響懸念
利益よりも害と考える人の割合は55%-昨年4月から11ポイント増加
AIの進展が雇用機会を減らす可能性が高いと考える人の割合は70%

【欧州市況】

株と国債上昇、ユーロは四半期で2024年以来の大幅安へ

欧州国債
短期金融市場は欧州中央銀行(ECB)が年内に3回の利上げを行うと今や織り込み、4月に利上げがある確率を約60%としている。わずか数週間前には35%の確率で利下げがあると示唆されていた。ドイツのインフレ率は3月に加速し、早期利上げの見方を後押しした。

欧州株式
30日の欧州株市場では、ストックス欧州600指数が上昇。債券利回りの低下と最新のイラン情勢が注目される中で、公益や不動産、エネルギー関連株が上げを主導した。
ストックス600指数は0.9%高で取引を終了した。
英国債も上昇。2年債利回りは4bp低下して4.45%となった。
短期金融市場では、4月のイングランド銀行(英中央銀行)利上げ確率は50%未満とされている。

【米国市況】

国債に買い、FRB議長発言で利下げ観測復活-円は堅調

米国株式
株式相場は続落。先週までは戦争起因の売り浴びせで、週間ベースで2022年以来の長期連続安だった。米軍部隊がイランに到着し、戦争が激しさを増すとの警戒が広がった。S&P500種は朝方には一時0.9%上昇していた。昨年8月以来の安値で引け、調整相場入りとされる水準まで1%未満に迫った。

米国債
30日の米金融市場では米国債相場が反発。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言で、エネルギー価格高騰が直ちにインフレに影響するとの不安が和らぎ、市場では年内利下げ観測が復活した

為替
外国為替市場では円が対ドルで堅調を維持。片山さつき財務相の発言後、円は一時1ドル=159円33銭まで上げた。片山財務相は原油先物市場の変動が為替に波及しているとした上で、強い緊張感を持って立ち向かうとの見解を示した。
ドル指数は上昇し、月間ベースで3%近い値上がり。中東の紛争に起因するエネルギー価格ショックが背景にある。

原油
原油相場は3営業日続伸。WTI先物が1バレル=100ドルを上回って取引を終えた。米国とイスラエルがイランを攻撃した後、終値でこの大台を超えたのは初めて。

金(ゴールド)
スポット価格は一時、前週末比1.9%上昇し、1オンス=4580ドルを超えた。原油価格の上昇が続く中でも堅調さを示した。
イラン戦争に伴うインフレ懸念の高まりを背景に、金相場はこの1カ月、大幅に下げていた。しかし、現在の価格水準に妙味があるとみて、一部の投資家は買いに入った。
パウエルFRB議長の発言を受けて、年内利下げ観測が再び市場に織り込まれたことも金相場を支えた。利息の付かない金にとっては高金利環境が逆風となる。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

31日
8:30 3月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比) 前回 1.8% 予想 1.8% 結果 1.7%
8:30 日 2月失業率 前回 2.7% 予想 2.7% 結果 2.6%
15:00 英 10-12月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比) 前回 1.0% 予想 1.0% 結果 1.0%
18:00 欧 3月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比) 前回 1.9% 予想 2.6% 結果
23:00 米 3月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 前回 91.2 予想 88.8 結果
23:00 米 2月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 前回 694.6万件 予想 689.5万件 結果

本日の主要な経済指標

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、30日の通貨強弱。円が買い、ドルがやや買い。ニュージードル・ポンドが売りとなりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。3/26 6:00のレートは159.73。注目ラインは上は161.92で以前の為替介入のレベル。下は157.67となります。159.5以上は介入警戒のレベル。

 ドル円の週足。3月23日の週は下ヒゲが長い陰線。先週は4週連続の上昇が止まりましたがまた上昇。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇、2026年1月より下落傾向でしたが2月中旬から上昇。2月下旬に米・イラン戦争が勃発しました。

8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念 過剰な投資で回収に疑念
1月 日銀会合の後、日米協調のレートチェック
2月 衆議院選挙は自民党が大勝、米イラン戦争勃発
3月 さらなるAI脅威懸念 仕事がAIに奪われる。中東リスク激化、原油危機

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%

経済指標は、中東紛争にかき消される状況となっています。しかし今後のために主要な経済指標の結果は確認しておきましょう。

シナリオ② 地政学リスク

中東リスクは混乱。情報確認は慎重にしたいところ。

ベッセント氏、ホルムズ海峡「主導権取り戻す」-紅海情勢は懸念せず

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・朝刊 火曜から土曜 6:30頃
・夕刊 月曜から金曜 18:30頃 
・休稿 日曜、日本・欧米休場日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:日経225、原油、金(ゴールド)

*参考資料 ブルームバーグ(無料版)、ロイター(無料版)、外為ドットコム、他無料参照情報元
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