【朝刊】2026年3月27日【FX初心者】ドル円は小幅上昇。イラン戦争、協議は継続

投資

トランプ米大統領は、イランにホルムズ海峡の再開を求める期限を米東部時間4月6日午後8時(日本時間7日午前9時)まで延長すると発表し、米国とイランの合意に向けた協議については継続される模様です。

 *当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

ここまで

11/12 米政府閉鎖終了
1/23 日米 レートチェック
2/20 米 最高裁はトランプ関税は無効と判決
2/28 米イラン戦争
3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%

FedWatch 4月 0.25利上げ 6.2% (前日 6.2%) 
      年内は維持
      最終目標 

ファンダメンタルズ

【今朝の5本】

4月6日
トランプ米大統領はイランのエネルギー施設攻撃までの期限を米東部時間4月6日午後8時まで延長すると明らかにした。同氏はこれより先開かれたホワイトハウスでの閣議で、米国の和平案をイランが退けたことを受け、軍事行動を一段と強化する可能性を示唆していた。イランから受け取ったと話していた「贈り物」については、石油タンカー10隻のホルムズ海峡航行を許可したことだったと明らかにした。

底はどこに
3月の米株式市場はこのままで行けば、ここ1年で最悪の月になりそうだ。下げがどこで止まるのかを見極めたいトレーダーが頼りにするのが、「50%フィボナッチ・リトレースメント」と呼ばれるチャート指標だ。約800年前に確立された数学原理に基づき、潜在的な買い場を探るために使われる。今回の場合、昨年4月の安値から今年1月の最高値までの上昇において、その半分を帳消しにする水準を意味する。その水準は5980であり、25日の終値を約9%下回る。

原油市場介入とは
日本の通貨当局は、エネルギー価格上昇による円安圧力に対応するため、原油先物市場という前例のない手法も含め「あらゆる方面」での対策を検討しており、原油価格を抑えることで円相場の下支えを狙う可能性がある。具体的には先物市場で売りポジションを取るなどの方法が想定されるが、規模は為替介入より小さいと見込まれる。実施には損失リスクや効果の不確実性、法的根拠の不透明さといった課題もあり、実際に踏み切る可能性は現時点で低いとの見方が示されている。

米国の弱点
トランプ米大統領が再び同盟国に圧力をかける事態に備え、ドイツ政府はより万全の態勢で臨む構えだ。事情に詳しい関係者によると、ドイツや欧州連合(EU)のパートナー諸国が対米圧力をかける場合のポイントを探るべく、ドイツ当局者は米国のサプライチェーンにある脆弱(ぜいじゃく)性の分析に着手した。新たな対立に備え、EU内で影響力行使の方向性を共有する狙いがあるという。ホワイトハウスに近い米大手ハイテク企業や人工知能(AI)投資ブームを標的にする方策や、薬価の引き上げも選択肢に入るという。

ミサイル攻撃の精度
米国とイスラエルの空爆でイランのミサイル発射装置は約3分の2が破壊され、攻撃能力の9割を失ったとされている。一方でイランは攻撃を受けにくい東部の基地から残存ミサイルをより効率的に運用し、攻撃の有効性は今月10日ごろから急上昇、最大でミサイルの4分の1が標的に到達していると分析されている。発射数は減少しつつも精度重視に戦術を転換し、核施設を含む重要標的や湾岸地域への攻撃を継続している。弾道ミサイルやドローンを組み合わせて防空網を突破するケースも増えており、依然として地域全体に打撃を与える能力を維持している。

注目ニュース

米住宅ローン金利上昇、半年ぶり高水準-イラン戦争で住宅市場も動揺
住宅ローン金利は4週連続で上昇、30年固定は平均6.38%-前週6.22%
金利急騰のほか、生活費の上昇や雇用に対する懸念なども重し

【欧州市況】

株反落、国債も軒並み安い-中東情勢の悪化を懸念

欧州国債
欧州債市場ではドイツ10年債利回りが上昇。昨年3月にドイツ政府が支出拡大方針を示して以降で最も大幅な上昇となった。中東情勢に対する懸念が再び強まり、インフレ期待が押し上げられた。
トレーダーが織り込む欧州中央銀行(ECB)の年末までの利上げは計82ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、前日の72bpから上昇した。
英国債も下落。イングランド銀行(英中央銀行)の利上げ観測は今年計76bpと想定されており、従来の計62bpから引き上げられた。

欧州株式
26日の欧州株は反落。トランプ米大統領はイランに対し、軍事行動を一段と強化する可能性を示唆したことに反応した。ストックス欧州600指数は1.1%下落。ブレント原油は上昇した。業種別ではエネルギー株が上昇、鉱業やテクノロジー関連株は下落した。

【米国市況】

S&P500がイラン戦争開始後で最大下げ、円は終盤に乱高下

米国株式
S&P500種株価指数は1.7%安と、イラン戦争開始以降で最大の下落率で引けた。トランプ米大統領はイランと外交的な合意に至るかは確信を持てないと述べた。

米国債
米国債相場は下落(利回り上昇)。この日実施された7年債入札が振るわなかった。今週行われた3つの入札は、いずれも需要が比較的低調なことを示した

為替
外国為替市場ではドル指数が3日続伸。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%上昇した。トランプ氏がイランとの停戦合意の実現性に疑問を呈したことが材料視された。

原油
原油先物相場は急反発。米国が示した戦争終結に向けた計画案をイランが退けたことを受け、トランプ氏が軍事行動を一段と強化する構えを示したことが材料視された。

金(ゴールド)
金スポット価格は反落。トランプ氏がイランへの攻撃強化を警告したことで、戦争の長期化が意識された。
一時は3%余り下げ、1オンス=4367.33ドルをつけた。
金はイラン戦争開始以降、15%余り下落。エネルギー価格高騰に伴うインフレ懸念から金利の先高観が強まっていることが重しだ。これは利子を生まない金にとって逆風となる。
>>利下げ観測が進むと金は上昇しやすい。

経済指標

前日の主要な経済指標の結果

26日
21:30 米 前週分新規失業保険申請件数 前回 20.5件 予想 21.0件 結果 21.0万件

本日の主要な経済指標

27日
16:00 英 2月小売売上高(前年同月比) 前回 4.5% 予想 2.1% 結果
23:00 米 前週分新規失業保険申請件数 前回 55.5 予想 54.0 結果

テクニカル分析

通貨強弱

 上は、26日の通貨強弱。ニューヨーク時間から、豪ドル・ニュージードル売り。ニューヨーク時間からドル買いとなりました。

チャート分析

 ドル円の日足チャート。3/26 6:00のレートは159.65。注目ラインは159.47。下は154.35となります。159.5以上は介入警戒のレベル。

 ドル円の週足。3月16日の週は下ヒゲが長い十字線に近い実態の小さい陰線。4週連続の上昇が止まりました。2025年1月から4月後半まで下落、その後上昇、2026年1月より下落傾向でしたが2月中旬から上昇。2月下旬に米・イラン戦争が勃発しました。

8月 米雇用統計悪化 その後2か月レンジ。AI高騰
10月 高市総裁および首相に就任
11月 ハイテク関連のAIバブル懸念 過剰な投資で回収に疑念
1月 日銀会合の後、日米協調のレートチェック
2月 衆議院選挙は自民党が大勝、米イラン戦争勃発
3月 さらなるAI脅威懸念 仕事がAIに奪われる。中東リスク激化、原油危機

シナリオ構築

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

月・週単位の見通し(スイング向け)

シナリオ① 要因から考える

3/6 米 2月雇用統計 非農業部門雇用者変化数 -9.2万人 失業率 4.4%
3/11 米 2月CPIコア 2.5%
3/18 米 FOMC 金利維持 3.50-3.75%
3/19 日銀 金利維持 0.75%

経済指標は、中東紛争にかき消される状況となっています。しかし今後のために主要な経済指標の結果は確認しておきましょう。

シナリオ② 地政学リスク

中東リスクは混乱。情報確認は慎重にしたいところ。

トランプ氏、イランのエネルギー施設攻撃停止を4月6日まで延長
イラン政府の要請に従い米東部時間4月6日午後8時まで攻撃停止
米国とイランの協議は「非常に順調に進んでいる」

・地政学リスク進む。>>安全通貨、安全資産への退避 ドル、スイスフラン、金の高騰
これらは頭の片隅に「可能性」としてインプットする。

まとめ

 当サイトでは、相場の環境確認をする方法をお伝えしています。東京時間まえにファンダメンタルズ、テクニカル分析、スイング向けシナリオ構築、夕方はロンドン時間、ニューヨーク時間前にデイトレード向け情報を更新しています。皆様のFXトレードの参考になれば幸いです。

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。ドル円中心にこれからもよろしくお願いします。

*当サイトは個人の見解です。投資判断は各人の判断で行ってください。

投稿スケジュール

5分で分かる!ドル円中心に投資情報を配信。週末は振返りと次週の戦略

・朝刊 火曜から土曜 6:30頃
・夕刊 月曜から金曜 18:30頃 
・休稿 日曜、日本・欧米休場日

記:しまてつ

トレードスタイル:ディトレーダー
取引通貨:ドル円、ユーロドル,ポンドドル
CFD:日経225、原油、金(ゴールド)

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